最初だけ人見知り

前向きなことを語りたいです

外の温度は37 ℃

エアコンの「室温/外気温」ボタンを押してみました。「お部屋の温度は27℃、外の温度は37℃です」・・・ 思わず「いいね!」と言ってしまいました。おっと不謹慎(?)

ベランダに出てみました。うん?それほどでも・・・ 

買い物に出ました。あ、これは危険です、ごめんなさい。でも37℃の世界を体感してみるのも悪くはありませんでした。サングラスと日傘があれば、とりあえず歩くのには支障ないなというのがわかりました。

酷暑でいいこともあります。洗濯ものが乾きまくります。最近は毎日洗濯をするので、朝干して昼過ぎに触るとカピカピに乾いていると、妙な達成感があります。家事というのはこういう小さな達成感を味わえる貴重な仕事だということがわかります。

 

観始めたけれど途中でなんだか辛くなってきて放置しておいた、河瀬直美監督の『光』を最後まで観ました。視力を失っていくカメラマンと、映画の音声ガイド制作をしている女性の話です。わずかに見えていた目がだんだん見えなくなっていく「見え方」の映像は見えなくなった経験を持つ視覚障碍者への取材を基にしているのでしょうか。切実というより恐怖を感じました。カメラマン役の永瀬正敏が、歯磨きチューブの文字がわずかににでも判読できて「よかった・・・」と絞り出すようにつぶやくシーン、その後電車の窓に流れる景色が完全に見えなくなってしまったのを認識するシーン、心臓がグイっとなりました。